★ひとりごとの記憶★

社労士試験勉強の息抜きタイム

スマホな社会

本日は、家族で初詣に出かけました。
行き先は、成田山新勝寺
さすがに、たくさんの参拝客で賑わっていました。

京葉道を利用したためか、車を境内の裏側の方の駐車場に、停めました。駐車料金は800円。

(成田山ホームページより)

妻は、成田山に参拝した事がなかったので、朱塗りの平和の大塔の隣のい王殿を本堂と勘違いしてがっかりしたのには笑いました。

(成田山ホームページより)

気を取り直して進むと、参拝客が増え始めて、いよいよ大本堂を観る事ができました。

(これは自分で撮影)

成田山は、神社仏閣としては、明治神宮に次ぐ日本第二位の参拝客数を誇る関東有数の仏閣です。
何の下調べもせず、早起きをして、9時過ぎには到着しました。

家族でお賽銭。
みんな、どんなお願い事をしたのでしょうか?
聞かなくても、健康、勉強、恋愛等々、だいたいお決まりな願い事だと思います。私もそんなとこですね。恋愛は余計ですが…。いや、叶うのならしたいww。

さて、手を合わせ終えて、顔を上げたら、大本堂の中で、何やら始まりそう…。
それが、10時からの護摩焚きでした。

ラッキー!

護摩焚きを実際に観るのは初めてでした。
どういう御利益があるかもわからず、御本堂の中へ。

(成田山ホームページより)

突然の太鼓の爆音、住職の読み上げるお経のリズム、きらびやかな金箔の室内装飾等、厳かな儀式に家族全員圧倒され、貴重な体験ができました。

その後は、参道のお店巡りへ。


(成田観光協会より)

実際には、参拝客で参道の坂道は大変混み合っていました。
参道にはうなぎ店が建ち並び、香ばしい薫りが立ち込めた古き良き仲町でした。
ある名店のうなぎ店では整理番号が配られていましたが、400組待ち?とか、途方も無い番号に意味がわかりませんでした。

そして、我が家は、1人3千円台のうな重にはビビってしまい、成田山郊外のガストでランチを食べたのでした。

とほほ…。

あー、なんて小市民。

ところで、
成田山に向かう車内では子供達は、終始スマホに夢中でした。
晴天ののどかな景色には関心を示さず、小さな画面に釘付け。
彼女達が幼い時には、車内でしりとりをして盛り上がったのも、今となっては昔の思い出です。

初詣の熱気も、巨大な建物やたくさんの参拝客、うなぎの香ばしい薫り、所狭しと飾られた土産物屋の店内等々、日常生活とは異なる空間にも、あまり大きな関心を示さず、眺めているだけ。
何だろ、この感動の少なさは?

帰宅してからも、ひたすらスマホに目を落としています。

ん〜…。

こんなんじゃいけない。
何だか、小さな機械仕掛けに意識が向かい過ぎている。

そうは言っても、成田山へのドライブルートはスマホのグーグルナビを使ったし、成田山での観光案内代わりにスマホでいろいろ検索したのも事実。

社会がスマホの小さな画面に集約されている現実は変えようがない。

子供達には、一言だけ伝えました。

願い事は、スマホを見ているだけでは叶わないよ。
現実と向き合って行動しなきゃ夢は叶わないよ

理解したかどうかはあやしい。
頷いてはいたが、目線はスマホに向いている。

YouTubeから、彼女達にメッセージを送る方が現実的かなと考えてしまうのでした。