豆まき
2月3日は、節分です。
春の扉を開けましょう
子供の頃は、
ポパイのほうれん草や
吸血鬼除けの十字架、
鬼退治の豆まき
など、不思議な力を信じていました。
純粋でしたね。
節分の夜は、子供達が部屋中に豆をまき鬼退治、魔除けをする行事が楽しみでした。
テレビ以外の娯楽が少なかったからかもしれません。
豆まき後の小遣いが楽しみだったからかもしれません。
クリスマスイブの夜のようだし
大晦日の夜のようでもありました。
コタツの上には、ミカンや干し芋をはじめ、ポテチやお菓子、コーラもあり子供心をくすぐる食べ物や飲み物が並べられていました。
年の数だけ豆を食べる
この言い伝えも心踊りましたね。
毎年、必ず祖母が、沢山の年齢に応じた豆の数に愚痴をこぼすのも、なぜか笑えました。
大人になった今、豆まきは子供達の役目です。
当時と同じ事を繰り返して、春の訪れを願います。
今では、子供達のはしゃぐ姿を後ろから眺めている事が楽しみに変わりました。
本日、出勤途中の田畑で、野焼きが行われていました。
あちらこちらで、乾燥した草木に火を点けている地元の農家の方々。
もうじき、春がやってくるのですね。
人間の営みも季節の移ろいの中に溶け込んでいるようです。